好きなイメージで自由に造形できる小屋「イロドリプロジェクト」に惚れ込んで
経営する洋食レストランの隣によく似合うデザインで建てました
緑のアーチの向こうに見える、小さな可愛い建物。木々のアーチを抜けると、まるでパリの街角を思わせるようなおしゃれな小屋が現れます。ここは、長野県松本市の洋食レストランの一角。2023年、レストランオーナーの吉沢さまが、店の隣にこの小屋を設けました。
以前から、レストランの中休み時間に休憩できるような小屋を店舗の隣のスペースに欲しいと考えていた吉沢さま。「レストランの横に設置するからには、店のイメージもあるので簡単な感じのプレハブではなく、おしゃれで可愛い小屋がいいと思っていたんです」。とはいえ、どんな小屋がいいのか悩んでいたそう。そこで友人の設計士さんに相談したところ、同じ長野県内に「株式会社グリーンベル」という小屋を作っている会社があると教えてもらいました。早速カタログを取り寄せて見ていると、製品の中に、モルタル造形で作る「イロドリプロジェクト」という小屋を発見。自由な形やデザインで小屋を作れるという商品で、「もうこれしかない!」と一目惚れし、購入を決めました。レストランの世界観とも似合うようにカスタマイズした小屋の様子を、活用のアイデアと一緒に詳しくご紹介していきます。
【イロドリプロジェクト・モルタル造形】DATA
延べ床面積/8.28㎡(2.50坪)
商品名/イロドリプロジェクト・モルタル造形
場所/長野県松本市神田1-19-22 レストラン・ベル・リヴィエール
施工/株式会社グリーンベル
外観のデザインはアンティークな雰囲気に
お菓子を作る工房として活用する予定です
イロドリプロジェクトを知った時のことを、「普通の小屋とは違い、モルタルで石積みなどを造形する雰囲気にストーリーや景色や夢が見えること、それはレストランで提供するメニューにも同じことが言えて。そんな共通点に惹かれてしまったんです」と語る吉沢さま。
最初は自分たちの休憩場所にと考えていた小屋ですが、イロドリプロジェクトとの出会いから、「お客様に活用できないか」と思いはじめたといいます。レストランでのウエディングの際、新郎新婦の撮影場所にするなどいろいろな候補が出たそうですが、最終的にはお菓子工房としてスタートすることに決定しました。ここでお菓子を作ったり、夏にはジェラートやドリンクの販売も考えているそう。(※現在は厨房設備の検査等で準備中のため、今後オープンする予定です)
年月を重ねたような外壁の表情にこだわりました
「塗り壁の表情や石が積まれた感じなど、人工的に作っているのはわかっていますが、全て気に入っています。これは普通の小屋の感じではとても表現できないもの。そしてこの雰囲気はレストランにも合致していて、見ていてもとても気持ちがいいんです」と吉沢さま。お客様からの反応も良好で、「これは本物の石じゃないんだ!」「おしゃれでレストランにピッタリ、この中で食事したい!」などの声がすでに聞かれるそう。道行く車窓から見ている人も多いのだとか。
室内には充実した厨房設備を完備
夕暮れ時にライトアップされて表情を変えた小屋も魅力的
お菓子工房としてのオープンはまだ少し先ですが、小屋の存在を街の人に知ってもらうために、夕方以降はライトアップをしているそう。「すごく目立ってインパクトがあります。ライトに浮かび上がる小屋の姿がとても美しいんです」
新しい小屋の誕生に刺激を受けて、レストランも更なる高みを目指しています
小屋が完成した感想を吉沢さまにうかがうと、「まだ100%の活用はしていないのでこれからの希望を。素敵すぎる小屋が完成したので、この小屋に負けないくらいレストランとしての力を発揮していかなくてはならないと従業員とも話しています。小屋は素敵なのにと言われてはいけないですから」と力強く語ってくれました。新しいメニューの開発や、新しい販路の拡大など、小屋を建てたことで私達もパワーをもらった、と吉沢さま。素敵な小屋の誕生とともに、レストランも上昇し続けています。
※イロドリプロジェクトは施工場所が限られ、代理店によっては施工できない場合があります。詳しくはお問い合わせください。
※Come home! webに掲載された記事を転載・一部改変しています
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